スポーツジムで運動した後はマッサージすべき?おすすめの理由や効果を紹介!
公開日:2023/05/01 最終更新日:2023/04/06
スポーツで体を動かした後、そのままシャワーを浴びて帰宅することもできます。せっかく運動したら、マッサージもするのがおすすめです。マッサージには血行をよくし、老廃物を排出する効果があるからです。今回は、運動後にマッサージするべき理由やどのタイミングでマッサージするべきかなどについてまとめます。
運動後にマッサージすべき?おすすめの理由と効果とは
運動後にマッサージを受けることは、運動効果をより高めるためにも重要です。運動によって筋肉や関節が緊張し、身体のバランスが崩れることがありますが、マッサージで筋肉を緩め、身体のバランスを整えられます。
まず、運動後にマッサージをすすめる理由は、筋肉の疲労回復を促進できるからです。運動によって筋肉が緊張し、血流も増加します。こわばった筋肉を解きほぐすのにマッサージは有効です。マッサージには筋肉に溜まった老廃物や疲労物質を排出し、筋肉の回復を促進する効果があります。
さらに、マッサージによって筋肉や関節の柔軟性が向上し、身体の可動域が広がるため、運動の効果をより高められるのです。マッサージにはストレスや疲れを軽減する効果もあります。運動によって身体が緊張状態にあるときには、ストレスや疲れがたまりやすくなりますが、マッサージで身体をリラックスさせることで、心身ともにリフレッシュできます。
さらに、マッサージには血行をよくする効果があります。血行がよくなると、免疫力が向上するため、病気やけがの予防にも効果があります。加えて、精神的なリラックス効果も期待できます。身体だけでなく心もリラックスできるからです。こうして、ストレスや不安を解消し、気分もすっきりとできます。
運動後にマッサージを受ける場合には、無理な圧や強い揉み方に注意することが必要です。マッサージを受ける際には、質の高い施術を受けることが大切です。運動後の身体にはダメージや痛みがあるので、適切な圧をかけ、筋肉の状態や症状に合わせた施術をしてくれるマッサージ師を選ばなければなりません。
熟練したマッサージ師の施術であれば、体の不調や症状を改善する効果が期待できます。その結果、マッサージが健康維持や美容効果にもつながるのです。運動とマッサージを組み合わせることで、健康的で美しい身体を維持できます。
マッサージはいつまでにやればよいのか
運動後にマッサージをすると、血行促進による老廃物の排出などが期待できます。しかし、運動直後にマッサージすればよいというわけではありません。運動した直後はシャワーで汗を流し、体の熱を取り除いてからマッサージするのがよいとされます。
疲労している場所を中心に、20~30分ほどかけてゆっくりと全身マッサージすると、血液の循環がよくなり、運動によって生み出された疲労物質・老廃物を体外に排出しやすくなります。そうすると、筋肉痛や筋肉の緊張を弱める効果があるとされます。
どうやってマッサージする?運動後のマッサージ方法とは
ここからは、具体的なマッサージ方法についてまとめます。
脛(すね)…床に座ってひざを立てた状態で、手の平をすねの骨の外側に当て、もう一方の手をふくらはぎに沿えて挟むようにします。その後、ひざの下から足首に向かって優しくマッサージします。
足裏…「痛気持ちいい」くらいの強さで、指の腹で足の裏全体を30秒ほど刺激します。
太もも…前側を手でつかみ、円を描くようにひざの上から付け根までほぐし、ひざ下から付け根部分までなでます。
ふくらはぎ…くるぶしをほぐした後、両手指でふくらはぎの外、中央、内の部分を意識してもみほぐします。
運動後のマッサージを行う際の注意点
ここまで見てきたように、マッサージには運動効果を高めたり、血行を促進したりと体にとってよい効果があります。しかし、注意しなければ、マッサージをしたことで逆効果になることもあります。注意すべき点は以下の2つです。
・適度な強さとタイミングでマッサージする
・クリームやオイルを使う
スポーツ後のマッサージでは、強さとタイミングが重要です。強すぎると筋肉を傷つけ、筋肉痛を悪化させる可能性があるためです。かといって、弱すぎればマッサージの効果が出ないため、程よい強さでする必要があります。クリームやオイルを使うのも効果的です。マッサージがスムーズにできるだけではなく、保湿効果も得られるからです。
まとめ
今回はスポーツジムで運動した後に、マッサージをするべきか否かについてまとめました。運動後のマッサージは血行促進や老廃物の排出といった点でよい効果が期待できます。また、リラックス効果も高いため、マッサージをすることでストレス発散、心身のリフレッシュ効果が期待できます。
しかし、マッサージのタイミングによっては効果が弱まり、場合によっては逆効果になるかもしれません。そうならないためにも、適度なタイミング、適度な強さでマッサージをしてもらうのがベストだといえます。